
中心となる【県宝 旧長野地方裁判所松本支部庁舎】は、明治41年(1908)松本城二の丸御殿跡に建てられた裁判所です。庁舎新築に伴い一時は取り壊しが決まったものの、それを惜しむ熱心な市民運動により現在地へ移転され、財団法人日本司法博物館による運営のもと、昭和57年(1982)わが国初の司法博物館として開館しました。
移築復元費用の約40%は、市民のみなさんのご寄附によりまかなわれています。その後「人権」「蚕糸」という信州の近代にとって大切な2本柱を基調に、様々な建造物が移築保存され、親しまれてきました。
旧裁判所建物の保存を訴える市民のデモ行進(昭和53年)
『旧長野地方裁判所松本支部庁舎(日本司法博物館本館)移築復元工事報告書』から
平成14年(2002)には松本市が運営を引き継ぎ、松本市立博物館の附属施設「松本市歴史の里」として新たなスタートを切りました。
翌15年度からリニューアル事業に着手、平成18年度には1年間工事のため休館し、施設の全面的な整備を行いました。